益子・東京、器を求めて


2016年1月29日〜30日
宿泊地:益子駅よりタクシー約10分
観光場所:益子町中、東京都内の美術館
往復交通手段:新幹線、在来線
現地移動手段:(益子)徒歩、バス、タクシー、(東京)電車、徒歩

1日目

 そもそも益子へどうやって行くのかで悩んだ。1日目はおそらく最も早いと思われるルートで益子へ向かう。新幹線で宇都宮駅まで移動し、餃子を食べてからバスでおよそ1時間弱で益子へ到着。

益子参考館

 降りるバス停を間違えて少し歩き、到着。雨と雪で少し動きにくかったが、気持ちのいいところだった。庭も建物も落ち着いた雰囲気。詳しくはコチラ

陶芸体験

 今回のメインである陶芸体験。雨の中歩いて移動したせいで靴の中でまで濡れてしまったので困っていたら、教室の方がサンダルを貸してくれて、靴と靴下を乾かしてくれ、とても助かった。
 陶芸体験は小さなコーヒーカップを作成。取っ手は先生がつけてくれるので、ソーサーと器をつくる。薄くする加減が難しい。先生は楽しい方だったけれど、もうちょっと色々教わりたかったなぁ。

宿

 本当はもう少し町中をふらふらしたかったのだけれど、あまりにも寒いのと雨が降っていたのとで、早々と宿へ。晩御飯を食べに一度外に出るも、散策はできずで宿に引きこもる。とても雰囲気のいい宿で、町中だけれどロッジみたい。色々なところに益子焼が使われている。宿には本棚ががあって、自由に本が読めるので、おしゃれな本をいくつか選んで部屋でのんびり。外では雪が降っているのが分かる。翌朝が心配だなと思いながら就寝。

2日目

 朝目覚めると雪国であった。…驚くほどに積もっていた。窓の外を見て、これはもう、駅までタクシーを使うしかないと諦めた。
 宿の朝食はそれはもう美味しかった。あたたかいスープも、パンも、りんごジャムも、おかずも、美味しかった。宿の雰囲気がすごくよくて、もう一泊したかった。ギャラリーもちょっとのぞいてから、タクシーを呼んでもらって駅へ。

真岡鐵道

 益子駅からのんびりと電車に揺られ、下館へ。単線で1車両の、いわゆるローカル線。外は雪景色で、寒いけれど旅という雰囲気でわくわくする。下館駅でJRに乗り換えるのだが、ここで下館発のSLと出会う。いや、出会うために新幹線でなく真岡鉄道に乗ったのだ。雪のSLというのはまた格別だと思う。本当は走っているところを撮りたかったのだが、雪が積もっている中の撮り鉄は辛いので断念してしまった。

静嘉堂文庫美術館

 JRで二子玉川まで移動し、静嘉堂文庫美術館へ。駅から歩いて20分くらい。歩きやすく、お散歩に丁度いい。益子から東京まで4時間近くかかったが、ずっと座っていたのでお腹はすいておらず、昼食は後回し。いよいよ曜変天目と出会えるのだとどきどき。詳しくはコチラ。自分へのお土産に曜変天目の模様のシールが貼られた飴入りの缶を購入。
 美術館訪問後は興奮冷めやらぬ中、商店街の小さいながらもおしゃれなカフェで遅いランチ。商店街の入り口であんころ餅を買って東京駅へ向かう。

東京ステーションギャラリー館

 東京駅に着いて、さてこのまま帰るかどうするかと迷った末に、やっぱり行きたいなら行かなきゃと、東京ステーションギャラリーへ。原田マハさんの小説は後回しになってしまったけれど、見なきゃ後悔すると思った。詳しくはコチラへ。
 美術展を見た後は、今度こそ帰路へ。