
高山駅で高山ラーメンを食し、レンタカーを借りて、まずは飛騨開運乃森へ。日本一巨大な一木彫刻の七福神がいると聞いて、わくわくしながら訪問。人がほとんどいなかったので、大丈夫かな、と思ったけれど、七福神さんは本当に大きくて面白かった。愛嬌のあるお顔の恵比寿さんや、幸運が舞い込みそうな福禄寿さん。ゆったりした雰囲気で、和みました。

アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス工芸品やインテリアを所蔵する美術館。お目当ては、ルネ・ラリックの工芸品。ミシュラン3つ星の美術館。嬉しいことに中は写真が撮れる。詳しくは
コチラ。

高山の中心街に戻り、ぶらりと街歩き。高山の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、趣もあり、オシャレでもある素敵な場所だった。
その後、高山の町中にあるお宿へ。お風呂はいくつか入ることができてとても気持ちのいいところだったのだけれど、途中でのぼせてしまって、夜ご飯がほとんど食べられなかったのが心残り。

昔のお屋敷といった雰囲気。庭園もあって、結構な広さ。
高山陣屋
1692年(元禄5年)に徳川幕府が飛騨を直轄領として以来、明治維新までの177年間、政務が行われた。御役所、郡代役宅、御蔵等を併せて高山陣屋と称する。全国に唯一現存する郡代・代官所で、国史跡に登録されている。江戸時代の建物と復元した建物から成る。

高山から高速道路で1時間と少し、五箇山は相倉の集落へ。駐車場から坂道を登っていくと、集落を見渡すことができるスポットがある。それからまた坂道を下って、集落の中へ。規模はさほど大きくなく、十分歩いて回れる。観光地というよりはゆっくりした集落という雰囲気。お昼ご飯にお蕎麦をいただく。写真は坂道の上からの集落の全景。

続いて少し引きかえして菅沼の集落へ。こちらは相倉よりも更に小規模な集落。河岸段丘上にあり、現在は9棟の合掌造り家屋が残る。天気も良く、ゆったりと気持ち良く過ごせる場所だ。写真は五箇山民俗館。

夕方の少し前に白川郷へ到着。集落の中で宿泊するので、車で乗りこむ。「ひぐらしのなく頃に」の舞台である雛見沢の舞台ということで、神社の絵馬にはかわいい絵がたくさん…。夕方になって人が少なくなってくると、少し鄙びた雰囲気のある神社が妙な雰囲気をかもしだし…少し怖い。
そそくさと宿へ戻る。宿は田舎のおばあちゃんの家みたいな雰囲気で、宿というか、家。ゆっくり、まったりできた。ご飯の時に必ずといっていいほど朴葉みそが出てくるのだが、これがまたとても美味しい。旅先で食べるからということもあるのだろうけれど、ごはんがすすむ。

朝から白川郷を散策。2日目に回った五箇山の集落より大きく、観光客も多い。公開している建物も多く、合掌造りの中を見ることができる。コスモスが咲いていたのだが、とても町の雰囲気と合っていて綺麗だった。こういう集落で生まれ育ったわけでもなく、こういう建物にけっして馴染みがあるわけではないのに、なぜだか懐かしい気持ちになる。

「氷菓」の舞台の1つとしても登場していた神社。だから行ったというわけでもないけれど、気持ちの良い神社だった。
帰りの電車の時間までまだ少しあったので、高山の町を再度散策。高山城跡、福来博士記念館などをふらふら見学して、町並みを歩きながら飛騨牛のお寿司を食べたり。
車を返して高山駅へ戻り、来た時と同じで高山ラーメンを食べて、帰路についた。