もう、会えないと思っていた

・企画展会期:2019年10月12日(土)〜2019年11月24日(日)
・会場:京都国立博物館

展示物紹介

第1章 国宝《三十六人家集》と平安の名筆
・手鑑「藻塩草」
・寸松庵色紙「ちはやふる」伝紀貫之筆
・本阿弥切『古今和歌集』巻第十二残巻 伝小野道風筆
・『和漢朗詠集』巻舌断簡「帝王」 藤原定信筆
・三十六人家集 素性集

第2章 “歌聖”柿本人麻呂
・柿本人麻呂像
・維摩居士像
・州浜鵜螺鈿硯箱
・住吉蒔絵硯箱

第3章 “大歌仙”佐竹三十六歌仙絵
・黒楽茶碗 銘 鈍太郎(覚々斎宗左作)
・応挙館障壁画のうち芦雁図襖(丸山応挙筆)
・月丸扇文蒔絵巻物箱
・三十六歌仙分離引受申合
・御所丸茶碗 銘 九重
・石山切 貫之集下「をむな」
・佐竹三十六歌仙絵(模本)
・佐竹三十六歌仙絵 柿本人麻呂
・佐竹三十六歌仙絵 在原業平
・佐竹三十六歌仙絵 素性法師
・佐竹三十六歌仙絵 源公忠
・佐竹三十六歌仙絵 小大君
・佐竹三十六歌仙絵 平兼盛
・佐竹三十六歌仙絵 住吉大明神
・佐竹三十六歌仙絵 紀貫之
・佐竹三十六歌仙絵 壬生忠視
・文琳茶入 銘 若草
・小井戸茶碗 銘 筑波山

第4章 さまざまな歌仙絵
・時代不同歌合絵 在原業平
・業兼本三十六歌仙絵 猿丸太夫
・後鳥羽院本三十六歌仙絵 小大君・伊勢・中務
・上畳三十六歌仙絵 源宗于

第5章 鎌倉時代の和歌と美術
・熊野懐紙「山河水鳥、旅宿埋火」
・千五百番歌合
・明月記断簡 建暦元年十月一日・二日条(藤原定家筆)
・詩書切
・西行物語絵巻
・一品経和歌懐紙(西行筆)
・草花図

第6章 江戸時代の歌仙絵
・三十六歌仙図色絵貼交屏風(土佐光起筆)
・三十六歌仙歌意図屏風(狩野永岳筆)
・三十六歌仙図屏風(鈴木其一筆)

感想

 絶対人気のない展覧会だろうな、と思ったのに、なかなかな人出で驚いた。テレビで紹介されているそうなので、その影響かもしれない。
 「絵巻切断」という言葉にまず衝撃を受けた。けれどそれが絵巻を守るためだったという話にすごくロマンを感じる。そしてそれが百年経ってこうして集められているということにも。
 正直、文字は何が書いてあるのかさっぱり分からないけれど、解説を読みながら、絵と見比べながら鑑賞するのは案外楽しい。男の人は地味な色合いが多いけれど、女の人の絵はカラフルで綺麗で、女の人の方が高かったというのも少し分かる。
 想像以上に面白く、興味深い展示だった。