高野山金剛峰寺襖絵完成記念
千住博展
日本の美を極め、世界の美を拓く
・企画展会期:2019年4月23日(火)〜2019年6月16日(日)
・会場:北九州市立美術館分館

青の印象が強い人。瀧の絵が綺麗で好きだなと思っていたけれど、今回の展示作品では「朝」や「波の詩」なども好きだった。桜もすごく綺麗だった。
会場で流れていた制作の様子の映像を見て、そういう描き方をしているのか!ととても驚いた。断崖図では和紙をくしゃくしゃと折って皺をつくり、そこに刷毛を置くことで、ただ描くだけでは現れない不思議な凹凸感がでていた。瀧図では、水を流し、その上から白を流すことで、本当の水が流れる質感を表現していた。道具も色々なものを使っていた。そういう作り方を見てからあらためて作品を見ると、なお面白い。