だったら好きな方へいけばいい

・企画展会期:2019年3月16日(土)〜2019年5月26日(日)
・会場:兵庫県立美術館

展示物紹介

第1章 始まりの話-アリス誕生
・『不思議の国のアリス』初刊行版本
・『鏡の国のアリス』初版本
・ルイス・キャロル(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)の肖像画
・オックスフォード大学クライスト・チャーチ学寮内のルイス・キャロルの部屋
・『スナーク狩り』
・アリス・リデルの肖像
・ダチョウを抱えてクロッケーをする」シロウサギのスケッチ
・「ネズミの尻尾」形の本文
・アリスのスケッチ
・ジョン・テニエルの肖像
・『不思議の国のアリス』挿絵のための下絵<いったい、わたしはこれからどうなってしまうの>
・『鏡の国のアリス』挿絵のための下絵<アリスと白の騎士><鏡を通り抜けて!><白の王様><アリスと小鹿><白の女王様><門の上に座ってた>
・『かつらをかぶったスズメバチ』
・『子ども部屋のアリス』
・切手ケース
・『不思議の国のアリス』

第2章 アリスの物語-不思議の国への招待
・『不思議の国のアリス』/チャールズ・サントーレ
・『不思議の国のアリス』/ヘレン・オクセンバリー
・『不思議の国のアリス』/ロバート・インベン
・『鏡の国のアリス』/ラルフ・ステッドマン
・『鏡の国のアリス』/ジョン・ヴァーノン・ロード
・『鏡の国のアリス』/バリー・モーザー
・『鏡の国のアリス』/アンヘル・ドミンゲス

第3章 アートの国-世界が愛する永遠のアリス
・映画『不思議の国のアリス』
・映画『不思議の國のアリス』予告編
・イラストレイテド・ロンドンニュース
・オペレッタ『不思議の国のアリス』資料写真
・『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』楽譜
・『ふしぎの国のアリス』キャラクター・モデルシート
・「ウォルト・ディズニー名作童話シリーズ」より『ふしぎの国のアリス』
・ニセウミガメ/アーサー・ラッカム
・チェシャネコいもむし/エリック・カール
・『アリス』のための挿絵/ヤン・シュヴァンクマイエル
・泣いているアリス/ウラジミール・クラヴィヨ=テレプネフ
・『不思議の国のアリス』/」サルヴァドール・ダリ
・こんにちは/草間彌生
・涙の池/清川あさみ
・三月ウサギ/清水真理
・ヒールレスシューズシリーズ「アリスの青い靴」
・Hop,Step,Hop,Step/山本容子
・ミミクリーの小部屋

感想

 展示は本の装丁や挿絵が中心だった。同じ話でも装丁が異なると、雰囲気がこうも変わるのかというくらい変わって面白い。挿絵も同じで、やはりテニエルの挿絵の印象がすごく強いけれど、他の挿絵も色々味があって面白かった。
 色々な人が色々な場所でアリスのモチーフをもとに作品を広げていっているのが分かる。それだけ皆に愛されている作品なのだな。
 展示を見るのと一緒に、初めてリアル脱出ゲームなるものに参加した。アリスをモチーフにした謎解きで、思っていたより難しく、凝っていて面白かった。ヒントは終わってから見たけれど、ヒントを見たらすぐに分かってしまうから見なくて楽しんで正解だったと思う。