寡作の画家、フェルメールの傑作が世界から終結

・企画展会期:2019年2月16日(土)〜2019年5月12日(日)
・会場:大阪市立美術館

展示物紹介

第1章 オランダ人との出会い:肖像画
・ルカス・デ・クレルクの肖像(フランス・ハルス)
・自画像(カレル・デュ・ジャルダン)
・花の画家マリア・ファン・オーステルェイクの肖像(ワルラン・ヴァイヤン)

第2章 遠い昔の物語:神話画と宗教画
・東方三博士(マギ)の礼拝(ヘンドリック・テル・ブリュッヘン)
・マタイの召命(ヤン・ファン・ベイレルト)
・ヴィーナスと鳩(パウルス・モレールセ)
・洗礼者ヨハネの斬首(レンブラント周辺の画家)
・ユーディトとホロフェルネス(ヤン・デ・ブライ)

第3章 戸外の画家たち:風景画
・トビアと天使のいる風景(アブラハム・ブルーマールト)
・嵐の風景(アラールト・ファン・エーフェルディンヘン)
・捕鯨をするオランダ船(アブラハム・ストルク)
・ユトレヒトの聖母教会の最西端(ピーテル・サーンレダム)
・ゴシック様式のプロテスタントの教会(エマニュエル・デ・ウィッテ)

第4章 命なきものの美:静物画
・書物のある静物(ヤン・デ・ヘーム)
・海辺の見える魚の静物(ヤン・デ・ボント)
・野ウサギと狩りの獲物(ヤン・ウェーニクス)

第5章 日々の生活:風俗画
・陽気な酒飲み(ユーディト・レイステル)
・本を読む老女(ヘラルト・ダウ)
・窓辺の少女、または「夢想家」(ニコラス・マース)
・手紙を読む女(ハブリエル・メツー)
・手紙を書く男(ハブリエル・メツー)
・家族の情景(ヤン・ステーン)
・陽気なバイオリン弾き(アリ・デ・フォイス)

第6章 光と影:フェルメール
・マルタとマリアの家のキリスト(ヨハネス・フェルメール)
・取り持ち女(ヨハネス・フェルメール)
・リュートを調弦する女(ヨハネス・フェルメール)
・手紙を書く女(ヨハネス・フェルメール)
・恋文(ヨハネス・フェルメール)
・手紙を書く婦人と召使(ヨハネス・フェルメール)

感想

 フェルメールと聞くと、見に行かねば!という気持ちになるのは、やはり寡作な画家だからだろうか。正直なところ、これまで見たものの中で、これがすごく好きだ!とか思ったことはあまりなくて、他の画家と比べて特段すごく好きかと言われればそこまででもない。それでも見に行こうと思うのは、色の美しさかな、と思う。フェルメールブルーと呼ばれる青はもちろん、今回で言えば赤や黄色も印象的だった。
 フェルメール以外の作品はあまり知らないものばかりだったけれど、面白い絵もあって良かった。