伊勢・川喜多家に代々、受け継がれた茶の湯

・企画展会期:2018年10月13日(土)〜2018年12月23日(日)
・会場:香雪美術館

展示物紹介

・黒茶碗 銘「無茶太郎」
・木綿問屋川喜多家の暖簾
・古伊賀水指 銘「鬼の首」
・伊賀水指
・布袋図(久隅守景筆 杉本普斎賛)
・元暦校本万葉集切
・大友宗麟書状 宗切宛
・狩野永徳書状 寿謙宛
・松平不昧書状 和泉守宛
・井戸茶碗 銘「紅葉山」
・井戸脇茶碗
・古伊賀瓢形水指
・蕎麦茶碗 銘「春紅」
・蕎麦茶碗
・雨漏堅手茶碗 銘「富士」
・一重切花入 銘「音曲」(伝千利休)
・赤樂茶碗 銘「松韻」(伝本阿弥光悦)
・黒樂茶碗 銘「ぬり笠」(伝常慶)
・黒楽茶碗(長次郎)
・織部IHS茶入
・栗蒔絵中棗
・源氏蒔絵茶箱
・赤絵丸香合
・射和萬古 色絵寿老人香合
・山水花鳥人物図押絵貼屏風(曾我蕭白)
・富士山図(曾我蕭白)
・吉野桜之図(原在中筆 本居宣長賛)
・不二之歌(賀茂真淵)
・慶世羅々々
・大夢出門
・古萩茶碗 銘「荷葉」
・黒織部茶碗 銘「暫」
・織部黒茶碗 銘「浮巣」
・大樋平茶碗 銘「盆地」
・赤楽茶碗 銘「宮はしら」
・『乾山考』千歳文庫発行(川喜多半泥子)
・井戸手茶碗 銘「雨後夕陽」
・茶杓(小堀遠州)
・鯉蒔絵茶杓 銘「龍門」

感想

 先日、新しくオープンした中之島の香雪美術館に行ったので、本家の香雪美術館も行きたいなと思い、ちょうど興味のある展示をやっていたので見に行った。
 茶道具等の銘は面白い。言われてみればそうかもしれないけれど言われないと絶対に分からないような銘もそうだが、来歴からつけられる銘は特に、日本人の物語への思いを感じさせる。
 書を見ていると、川喜多半泥子さんは風情と遊び心のある人だったのだと感じた。まったく知らない人だったけれど、作品やコレクションを見ていると、なんとなく親しみを感じた。