・企画展会期:2018年11月21日(水)〜2019年2月5日(火)
・会場:東大寺ミュージアム

展示物紹介

奈良時代の東大寺
・金銅八角灯籠火袋羽目板
・東大寺金銅鎮壇具(金鈿荘大刀、金銀鈿荘大刀(陽剣・陰剣)、銀荘大刀、水晶玉、狩猟文銀小壺)
・伎楽面
・西大門勅額

東大寺の彫像
・千手観音立像
・日光菩薩立像
・月光菩薩立像
・持国天立像
・多聞天立像
・誕生釈迦仏立像及び灌仏盤
・菩薩半跏像
・弁財天立像
・吉祥天立像

東大寺の経巻
・大方広仏華厳経巻第60

東大寺の工芸
・銅鉢
・法華堂天蓋光心鏡(東の間)

特集展示 良弁僧正
・良弁僧正像
・執金剛神縁起絵巻 上巻、下巻

東大寺の考古学
・法華堂文字瓦
・土器(法華堂付近出土)
・三彩軒平瓦
・木簡(戒壇院周辺出土)

感想

 前から行ってみたいなと思っていたので、行けて良かった。
 東大寺の境内にある美術館で、仏教美術関連の所蔵品を展示している。仏像はお寺のお堂の中にあると手を合わせるけれど、美術館に展示されているとどうにも美術作品として見てしまう。どういう造りになっているのかとか、どういう表現が使われているのかとか、そういうことを考えてしまう。
 今回展示されていたもので、すごいなと思ったのが、一部で展示されていた鞘。復元されたものも一緒に並べられていたけれど、とても綺麗だった。当時のものはさすがに綺麗な状態ではないけれど、それでも装飾が一部残っているところもあって、それだけの年月が経っても残るのかと思うと感動した。