
名和晃平のインスタレーション。建物の設計は名和晃平|SANDWICH。
真っ暗な建物の中に入り、およそ20分ほどの闇の時間、水と波や光を使ったインスタレーションが体感できる。

荘厳堂では、200点を超える白隠の作品を順次架け替えて展示している。
荘厳とは、正しくは「智慧や福徳などの善美をもって、身やその住む国土を飾ること」。白隠は「仏国土には金銀で飾った壮麗な建物があるわけではない、仏国土は菩提心をもった菩薩によって荘厳されるのだ」と言っている。
・樂字(樂は苦のたね、苦は樂の種ね)
・蘆葉達磨(先ず須らく見性すべし)
・寿老人(福と禄とは及びもないが壽ならばともかくも)
・鰻上り
・牛過窓櫺
・鐵砲
・眼一つ達磨
・半身達磨
お寺そのものも庭園がとても綺麗で歩いているだけで気持ちがいいところだった。禅をどこまで感じられたかは分からないが、インスタレーションも白隠の絵も、日常を忘れられる空間で楽しむことができた。想像以上に楽しいところだった。