西
ようこそ、皇帝の隠れ家へ

・企画展会期:2017年10月3日(火)〜2018年1月14日(日)
・会場:兵庫県立美術館

展示物紹介

プロローグ
・戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像(ウィギリウス・エリクセン)

イタリア:ルネサナスからバロックへ
・羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像(ティツィアーノ・ヴェチェリオ)
・トビトの治療(ベルナルド・ストロッツィ)
・若いリュート弾き(ニコラ・トゥルニエ?)
・聖チェチェリア(カルロ・ドルチ)
・受胎告知(ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ)
・ベルヴェデーレのアポロン像のあるローマの廃墟での巫女の説教(ジョヴァンニ・パオロ・パニーニ)

フランドル:バロック的豊穣の時代
・スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色(ピーテル・ブリューゲル2世?)
・魚の市場(ヤン・ブリューゲル1世)
・マリー・ド・メディシスの戴冠式(ペーテル・パウル・ルーベンス)
・クレオパトラの饗宴(ヤーコブ・ヨルダーンス)
・牧童(ダーフィット・テニールス2世)
・牧童の女性(ダーフィット・テニールス2世)
・猫の頭部の4つの習作(ペーテル・ブール)
・鳥のコンサート(フランス・スネイデルス)

オランダ:市民絵画の黄金時代
・陽気なリュート弾き(ヘラルト・ファン・ホントホルスト)
・陽気なヴァイオリン弾き(ヘラルト・ファン・ホントホルスト)
・運命を悟るハマン(レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン)
・カトリーナ・レーニンクの肖像(ヘラルト・テル・ボルフ2世)
・医師の訪問(ハブリエル・メツー)
・月明かりの川の風景(アールト・ファン・デル・ネール)

スペイン:神と聖人の世紀
・聖ヒエロニムスと天使(フセベ・デ・リベーラ)
・聖母マリアの少女時代(フランシスコ・デ・スルバラン)
・受胎告知(バルトロメ・エステバン・ムリーリョ)

フランス:古典主義的バロックからロココへ
・エジプトの聖家族(ニコラ・プッサン)
・預言者モーセ(フィリップ・ド・シャンパーニュ)
・ヴェールをまとう若い女性(ジャン=バティスト・サンテール)
・食前の祈り(ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン)
・ヴィーナスの化粧(フランソワ・ブーシェに基づくコピー)
・トピアと天使のいる風景(フロード・ロラン)
・ドーリス式神殿の廃墟(ユベール・ロベール)

ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で
・林檎の木の下の聖母子(ルカス・クラーナハ)
・パリスの愛を受け入れるようにヘレネを説得するヴィーナス(アンゲリカ・カウフマン)
・青い服を着た婦人の肖像(トマス・ゲインズバラ)
・蜂に刺されたキューピッドを慰めるヴィーナス(ベンジャミン・ウェスト)
・嵐、ディドとアイネイアスの物語(トマスジョーンズ)

感想

 巨匠というタイトルにふさわしい、いかにも西洋絵画という絵がたくさんあった。宗教画はやはり面白いと思う。
 出品されているのを知らなかったけれど、カルロ・ドルチが相変わらずとても美しくて、見ることができて嬉しかった。これだけは穴が空くほどじっくりと見た。
 開催期間の終了間際だったからか、人が多く、なかなかじっくりと見ることができなかったのが悔やまれる。