バロックの巨匠たち
ルーベンス、レンブラント、ベラスケスと栄光の時代
・企画展会期:2017年4月15日(土)〜2017年6月11日(日)
・会場:山梨県立美術館
企画展「バロックの巨匠」は、知らない画家の絵もたくさんあって新鮮だった。一言にバロックと言っても全然違うのだなと思った。印象に残ったのは、「聖フランチェスコの法悦」で、同じ題材だけれど、ダヴィット・テニールス(フランドル)とアレッサンドロ・ロージ(イタリア)で雰囲気が違う。サミュエル・マッセの「ロトと娘たち」はそのストーリーも含めて見ると、後ろで塩になっている妻の姿がなんとなく恐ろしく思う。
常設展は楽しみにしていたミレーがとてもよかった。「春」みたいなものも見たかったけれど、どの作品も落ち着いてじっくりと見ることができ、環境も良かったと思う。常設展では妣田圭子さんの紅白梅図屏風がとても好きだった。