・企画展会期:2017年2月11日(土)〜2017年3月26日(日)
・会場:埼玉県立近代美術館

カッサンドル

1901-1968
ウクライナ生まれ、フランスで活躍したグラフィックデザイナー。キュビズムやバウハウスから影響を受けた。

展示物紹介

・ル・ヌヴェリスト
・エルネスト
・ノール・エクスプレス
・L.M.S.ベスト・ウェイ
・ドクトゥール・シャルピー
・ワゴン=バー
・デュポ・デュポン・デュポネ
・ノルマンディー
・イタリア
・ハーバーズ・バザー
・井戸に落ちた星占い師
・ペニョー体

感想

 近くまで来たので寄ってみようと思って立ち寄った。カッサンドルのことは特に興味がなかったのだけれど、展示を見て来て良かったと思った。特徴を捉えたシンプルな造形や、視覚的な訴求力を持つ字体がとても面白いと思う。余白まで含めて好きなデザイン。






展示物紹介

・ほどけたリボンを拾う
・なにもない部屋
・飲めないジュースが現実ではないのだとしたら私たちはこの形でこの世界にいないだろう
・月側のもくれん
・落下し続ける花
・あなたが今これを見ているということは…
・影の形が山

感想

 「今はもう存在しないけれど、折々に想起されるモノやコト。齋藤春佳は、そんな「記憶」をテーマに制作するアーティストです。」とパンフレットに書かれていた。作品は正直、よく分からないのだけれど、色合いが好きだなと思った。あと、シンタレーション「影の形が山」は、ほそぼそと話す声と映像の懐かしさが良くて、思わず静かな部屋に居座ってしまった。