・企画展会期:2017年1月11日(水)〜2017年2月26日(日)
・会場:兵庫県立美術館

アドルフ・ヴェルフリ

1864-1930
アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)を代表する芸術家。
スイスの首都ベルン近郊の貧しい家庭に生まれる。1895年にヴァルダウ精神病院に収容され、そのまま生涯を終えた。

展示物紹介

1.初期のドローイング/楽譜
・前掛けをした神の天使
・ウォルドルフ=アストーリア=ホテル
・ホテル・シュテルン

2.『揺りかごから墓場まで』
・パントマイム
・中国の巨大=都市 ロベスピエール
・グランド=ホテル、ソルト=レイク=シティ
・ネゲルハル(黒人の響き)
・南=ロンドン
・利子計算=最終、1912年6月1日、11頁

3.地理と代数の書
・二冊目の大きな本=行進曲
・シオン=ウォーター=フォール
・象による取るに足らない私の救済
・全能なる=巨大な=汽船 聖アドルフの揺りかご

4.『歌と舞曲の書』『歌と行進のアルバム』
・父なる=神=聖アドルフの=ハープ
・オドル=ワルツ=夢

5.『葬送行進曲』
・無題(キャンベル・トマト・スープ)
・無題(フーバー)
・無題(爆発)

6.ブロートクンスト―日々の糧のための
・ヴェイナリアーナ・フォン・デュルシア
・日本=南の=ハル、聖アドルフ=リング
・聖デュルシア

感想

 とにかく圧倒される。頭の中をひたすらに掻き出していったような、文字と数字と、記号のような絵だ。見ているだけでこちらの気が狂いそうになる。キリスト教との関係が深くありそうで、黙示録の世界みたいだ。
 『葬送行進曲』の朗読の映像があったが、ずっと聞いていると洗脳されそう。