朝鮮時代の水滴
愛らしく美しい、その小さき粋の宇宙。
・企画展会期:2016年8月13日(土)〜2016年11月27日(日)
・会場:大阪市立東洋陶磁美術館
陶磁器に興味を持ち始めてから、行ってみたいと思いながらずっと行けていなかった。今回の企画展は自分の好みとは違ったので迷ったものの、ついでもあるからと立ち寄った。
企画展の水滴について言えば、やはりどストライクではなかった。が、中にはこれぞ!というものもあって、思った以上に楽しかった。
常設展も充実していて、東洋陶磁美術館という名のとおりの展示作品だった。磁器より陶器好きなので、多少物足りないところはあったけれど、造形の面白さや彩色・装飾の面白さが堪能できた。今までほとんど興味のなかった青磁や白磁にも、好きなものがあるのだと分かって良かった。そしてあらためて、自分は釉薬が好きなのだと思った。