TIME OF OTHERS
他人の時間
・企画展会期:2015年7月25日(土)〜2015年9月23日(水)
・会場:国立国際美術館
自分と他人を隔てる壁というものを考える展覧会。パンフレットには、異なるものへの無関心がその壁となると言っている一方で、それゆえに他人との新しいつながりをつくるとも言っている。
写真や映像、色々な試みの作品は、それそのものも勿論ながら、考える場所というものを与えてくれるという意味でも面白い。特にブルース・クェックの「鏡の回廊」が好きだった。他人の時間、けれどそこに混ざっている自分の時間、それに費やした自分の時間、面白い。
ただ、やはり映像作品は少し苦手かもしれない。じっくりじっくり見ればそれは面白いのだろうし、実際じっくり見た作品は面白かった、けれど時間がかかりすぎて、他の予定があるとどうしても落ち着かない。