・企画展会期:2014年10月7日(火)〜11月24日(月)
・会場:京都市国立博物館 明治古都館

展示物紹介

1.高山寺の開創
・「日出先照高山之寺」額
・明恵上人像
・高山寺絵図

2.明恵上人
・仏眼仏母像
・夢記
・不空三蔵像
・白光神立像
・善明神立像

3.高山寺の典籍
・玉篇

4.鳥獣人物戯画
・鳥獣人物戯画甲巻
・鳥獣人物戯画乙巻
・鳥獣人物戯画丙巻
・鳥獣人物戯画丁巻
・神鹿
・子犬

感想

 入場に1時間弱、更に館内で鳥獣戯画を見るのに1時間弱という待ち時間。気候のいい土曜日の日中ということもあって、人が多かった。ただ、入場制限をしているだけあって、館内はさほど混み合ってはおらず、肝心の鳥獣戯画以外はわりとゆっくりと見ることができた。鳥獣戯画は人の流れに沿って見ないといけないので、あまりゆっくりは見られなかった。
 鳥獣戯画は4巻あるうち、やはり甲巻が愛嬌のある動物たちの姿があり、良かった。あまり見たことのなかった丁巻は、いっそ雑にも見えるほどの筆致なのに、書いた人の特徴的な絵柄が印象的で、なかなかに面白かった。他は子犬がかわいかった。まるっとした姿が愛らしい。