蕭白ショック!!
・会期:2012年6月2日(土)〜2012年7月8日(日)
・会場:三重県立美術館
襖絵が特に印象的だった。鳥とか、動物はすっごく細かく書かれている一方で、木とか水の流れとかはざざっと荒くも勢いがあって、その対照が面白い。人の顔なんか、失礼ながら、どう見てもかわいくないのに、なんだか癖になる。動物の目も愛嬌があって、きもかわいい。まさに奇想の画家というだけあって、衝撃的。現代であっても前衛的だと思う。
墨であんなにも色々な表現ができるってすごい。白黒だからこその表現というのか、墨だけど青々、とか、墨だけどすがすがしい風とか、勢いある水とかを感じた。