・会期:2011年4月26日(火)〜2011年6月26日(日)
・会場:兵庫県立美術館

「青騎士」運動

 カンディンスキーが中心となって結成したグループによる活動。1911年「ミュンヘン新芸術家協会」の展覧会で、カンディンスキーのコンポジションVが展覧を拒絶されたことを機に、前衛的な美術展の開催した。また、総合的な芸術理念を発表する年鑑の刊行を目指し、1912年に「青騎士」を発刊させた。

展示物紹介


序章:フランツ・フォン・レンバッハ、フランツ・フォン・シュトゥックと芸術の都ミュンヘン
フランツ・フォン・レンバッハ「オットー・フォン・ビスマルク侯爵」
フランツ・フォン・シュトゥック「闘うアマゾン」

第1章:ファーランクスの時代―旅の時代 1901-1907年
ヴァシリー・カンディンスキー「花嫁」「ガブリエーレ・ミュンターの肖像」

第2章:ムルナウの発見―芸術的総合に向かって 1908-1910年
ヴァシリー・カンディンスキー「ムルナウ―虹の見える風景」「山」
ガブリエーレ・ミュンター「コッヘルの十字架墓標」
フランツ・マルク「薄明のなかの鹿」

第3章:抽象絵画の誕生―青騎士展開催へ 1911-1913年
ヴァシリー・カンデインスキー「印象III(コンサート)」「即興 19A」「<<コンポジションVII>>のための習作2」
フランツ・マルク「牛、黄―赤―緑」「虎」

感想


 カンディンスキーと言えばコンポジションというイメージがあって、抽象画しか知らなかったが、初期作品もかなり面白かった。特にミュンターの肖像はなんとも言えない表情ですごく好きだった。カンディンスキーという人の説明等も結構詳しくて勉強になった。
 あとあんまり人いなくてすごく見やすかった。