・会期:2011年1月22日(土)〜3月21日(月・祝)
・会場:奈良県立美術館

小袖

 きものの原形。室町時代後半から桃山時代にかけて一般的な表着として定着。今回の展示では江戸時代の初期から好奇までの変遷を辿る。


展示物紹介

・柳桜筏文様小袖
・富士三保松原文様打掛
・流水桜に御所車檜扇文様小袖
・小紋散し早蕨裾文様被衣

感想

 総柄から上下で異なる柄へ、そして下だけの柄、裾だけの柄など、時代によって流行がある。同じ着物だと思っていたが、特徴が色々とあることが分かった。帯の太さも細いものから太いものへ変わっており、それが柄にも影響していることを初めて知った。文字が書かれているものや、物語を絵にしているものが面白かった。
 相変わらず人がほとんどいなくてゆっくり見れて良かった。