
兵庫県立美術館から海上アートを楽しみながらメリケンパークへというコースで回った。
県立美術館の招待作家展で面白かったのが榎忠さんの「PRM-1200」。ひとつの部屋を全部つかって1つの作品を展示しているが、上から見るのと下から見るのと、遠くから見るのと近くから見るのとで全く印象が違う。照明も明るくなったり暗くなったりで、昼と夜みたいで面白かった。近くでみればただの部品の1つでしかないはずなのに、上から見ると都市に見えて、十字型が教会に見えたりお墓に見えたりで、厳かに見えつつも破壊的だった。
船は揺れるので軽く酔ってしまい、作品どころじゃなかったのが残念。途中からコンテンポラリーダンスとかいうものが始まって、とても面白かった。
コンテナ展示は2年前と雰囲気は同じ。体験型というか、作品の中に入り込んでいる雰囲気が楽しい。特に好きだったのが「BUTSU」。庶民的だけれどとても綺麗で神聖だった。