・会期:2009年8月1日(土)〜9月23日(水)
・会場:京都文化博物館

展示物と感想

 モノクロの影絵から展示が始まる。いわゆる影絵。それがだんだん色を持ってきて、最後はとてもカラフルで明るい絵になる。
 モノクロの影絵は情趣があって、光源とかによる微妙な色の違いが印象的だった。カラーの影絵は、とても綺麗で幻想的。夢みたい。夢には色がないというけれど。特に鏡や水を利用した展示ではどこまでもその夢が広がっていくみたいでなんだか幸せな気持ちになる。
 こびとや馬、観覧車など、作品を通じて同じものが描かれていることが多い。こびとはかわいかったけれど、わたしは女の人の横顔が一番好きだった。ので、その中でも特に好きだった『夕陽の中の愛の奇跡』のクリアファイルを買った。
 今まであまり触手を広げていなかったジャンルなので、新鮮でもありとても面白かった。