砂の美術館
昼食を食べた後、砂の美術館へ。前々から噂は聞いていて、面白そうだと思っていた。
思ったより狭いなという印象だったけれど、見応えは十分だった。砂でできているとは思えないような、でも砂以外の何ものでもないような感じだった。砂遊びとは全然違うものだけれど、これも一種の砂遊び。
鳥取砂丘

予想以上に風が強くて寒かった。日差しがあるので照り返しで暑いくくらいと思っていたのに。歩いていたら靴に砂が入ってくるので、思い切って靴下まで脱いでしまって歩く。足の裏に砂の感触が気持ち良かった。
砂漠みたいなところだと思っていたけれど、周りを見ると海があったり森が見えたり。全部を回ったら大変なのだろうけれど、直線距離で丘をのぼったので、そんなに遠くはなかった。
写真を撮るのが楽しくて、天気が良くて本当に良かったと思う。風があったので、砂がカメラに悪影響かもとは思ったけれど、撮らずにはいられない!
浦富海岸

浦富海岸と呼ばれる海岸のうち、鴨ヶ磯、酒宴洞門、椿谷を周った。すべて周れなかったのが少し残念。
浜坂温泉
もともと、夕日やら朝日やらを撮りたくて予約した宿。しかし風邪をひいていたもので、とても元気が出ず、温泉でゆっくり。
遊覧船

浜坂漁港に隣接している遊覧船乗り場から、約1時間弱の船旅。但馬海岸遊覧船という観光遊覧船なのだけれど、わりと小型の船で、地元っていう雰囲気でなんだか良かった。
竜宮洞門、田井ノ浜、クジャク岩、獅子の口、臥虎島、三尾大島、下荒洞門と、これでもかと見どころが続く。ただの岩、島、断崖といえばそれまでなのだけれど、名前がつけられたら本当にその形に見えてくるので面白い。
とりあえず風は寒かったけれど、酔わずに写真たくさん撮れてよかったなぁ。
浜坂駅周辺散策
車を置いて、浜坂の町をふらりと歩く。
浜坂駅には鉄子の部屋という鉄道グッズの館がある。鉄道に関する昔の資料や、プレートもある。小さいながらも昔ながらの雰囲気で楽しい。のれんのかかった駅舎はなんとなく懐かしくてほっとする。このあたりは鉄道遺産群があるようだ。

まち歩き案内所「松籟庵」から、あじわら小径へ。このあじわら小径は想像以上に素敵なところだった。水路の横をのんびり歩くだけといえばそうなのだけれど、どこか懐かしい雰囲気。桜も残っていて、たくさん写真を撮りたくなる場所だった。
余部鉄橋

もともと行く予定はなかったのだが、浜坂温泉から南下する道が通行止めになっていたため、香住から南下するルートに変更。ということは途中で余部を通る!ということで、急遽立ち寄った。
明治45年に完成した鉄橋。平成22年にコンクリート橋に架けかえられた。現在は3本の橋脚が残る。高さは約40m、空の駅と言われるのも頷ける。
このあたりでちょっと体調がよろしくなくなったけれど、どうしても行きたくて頑張った。その後、頭痛くて辛かったけれど、行って良かった。