琵琶湖と余呉湖を巡る旅


2014年4月25日〜2014年4月26日

1日目

木之本

 木之本駅で電車から降り、そのまま自転車を借りる。幸いにも1泊2日なんていう貸し出しをしてくれるということなので、この旅は自転車で巡ることに。
 駅前の喫茶店で焼きそばを食し腹ごしらえをしてから、ずっと行きたかった賤ヶ岳へ向かう。坂道を上ったりしてちょっと息切れ。慣れない自転車は大変だ。けれど道中素敵な景色にたくさん出会う。新緑も美しいかと思えば、まだ桜が残っていた。とても綺麗な桜並木。

賤ヶ岳

 
 駐車場からリフト乗り場へ移動し、どきどきしながらリフトへ。リフトなんてとっても久しぶりだと思いながら山頂へ向かう。リフトは足がつきそうな場所があったり、下を登山道が横切っていたりと、面白い。
 リフトから降りて更に山を登ることおよそ15分。山を登るってこんなに大変だったのかと、体力の衰えを感じつつ、帰ったら体力向上のため走ろうと決意。途中には変わったお地蔵さん?と思いきや、ここで戦った戦国武士たちの供養のための石像だとか。カラフルでかわいい。
 なんとか山頂へ。こちらを見れば琵琶湖、あちらは平野、そちらは余呉湖と素晴らしい眺望。それぞれにそれぞれの、美しい景色。かつてここで戦国武将たちが戦い、山肌が血に濡れたのかと思うと不思議な気持ちになる。今はもう、皆のんびりお弁当食べたり景色を楽しんだりと、平和そのものだ。
 名残惜しくはあるものの、来た道を戻り、リフトで下山。

余呉湖

 
 賤ヶ岳を東から迂回するような形で余呉湖へと向かう。自転車は結構大変だけれど、歩くより断然移動が速い。途中余呉駅で観光マップを入手。
 まずは湖畔の宿にチェックインをしてから夕日の撮影に向けて余呉湖を一周。自転車だと一周するのに、ゆっくり回っても1時間かからないくらい。人は少ないけれど、釣りをしている人ばかりのよう。
 夕日の撮影なんだからと湖の東側で場所を探しながら、まだ残っている桜を愛でる。だいぶ葉も顔を出していたけれど、十分に楽しめる。でも来年は満開の時期に来てみたいなぁ。
 
 5時30分頃から太陽が山に沈み始める。山に沈む太陽を撮ったり、余呉湖を鏡に対称に撮影してみたり、いっそのこと湖だけと、湖に移る夕日を撮影したり。6時過ぎまで粘ったのだけれど、思ったより空の色が変わらなかったので、諦めて宿へ戻る。


2日目

余呉湖

 朝、4時半に起きて外をのぞく。写真を撮りたかったのだけれど、思ったより…ということと、眠気に負けて、結局二度寝。起床後、もりもりと朝食を食べて、いざ出発。
 昨日に引き続き、余呉湖畔で写真撮影会。太陽の位置が違うので、違った雰囲気の写真が撮れる。本当に自転車で来て良かった。これは徒歩だと結構大変だったと思う。

木之本

 余呉湖を楽しんでから木之本へ。自転車を返してからお土産を物色。と、名物(?)サラダパンを発見。味噌おにぎりも魅力的すぎて、お昼はこれだと購入。

長浜

 木之本から数駅、長浜駅で下車。以前に来たことはあるけれど、その時に行けなかった場所へ行こうとふらり散策。


○成田美術館


○浅井家三代の墓
 成田美術館からさらに歩く。途中道に迷い地元の方に教えていただき、ようやく徳勝寺へ到着。思ったより町中にそっと存在しており、後ろにマンションが建っていることもあって、普通のお墓のようだった。


○長浜の町並
 その後、少しばかり長浜の町を散策。海洋堂ミュージアムはやはり素敵な場所だ。焼き鯖そうめん食べたいと思いながら、帰路へ。

感想

 これ!という目的があったわけではなく、なんとなく余呉湖行ってみたいなぁというゆるい考えから始まった旅だった。日程もゆるりとしていて、好きなように好きなことをしていた気がする。
 滋賀県はまだまだ行きたいところが多くあるので、また行きたいものだ。楽しいことを純粋に楽しめるように、体力向上がんばろう。