
前日にあまりに寒い思いをしたことと、夜をほとんど眠れずに過ごしたため、朝日の撮影は諦めて風呂でも入るかと思いながら起き、何気なく窓の外を見ると、色が変わり始めた空を見つけてしまった。これは、と思い、部屋からの撮影を試みる。幸い、窓が開いたので反射も気にせずに、またしても寒い中撮影。
まずは太陽が昇る前の空の色を撮影。英虞湾ならではの光景も撮りいれながら、やっぱり色が大切だと苦心。
およそ1時間待って、いよいよ太陽が昇ってくる瞬間。時間との戦いだと何パターン化露出を変えたりシャッター速度を変えたりしながら撮影。昇り切ってしまうより頭のてっぺんだけ見えている朝日が好きだ。ただ、残念ながらカメラの手入れを怠っていたからか、ノイズが入ってしまった。次から気を付けようと思いながらも、なんとか満足いく写真が何枚か撮れた。
ホテルから直通で内宮までのバスが出ているというので、当初行く予定のなかった伊勢神宮へ行くことに。予定していなかった朝日の撮影のため時間が押していたので、朝食を急いで食べ、朝風呂もちょろりと済ませて出発。
○伊勢神宮 内宮参拝

昔来たことがあったのでなんとなく覚えていたけれど、人の量が違う気がする。次から次にツアーの人がきて、落ち着かない。
パワースポットとも呼ばれていて神聖な場所であるのは分かっているけれど、あまりに人が多いので逆に疲れてしまった。写真はそこそこに、とりあえずしっかりとお参りはしておく。
○おかげ横丁とおはらい町通り

参拝後はさらに人の増えた通りを歩く。お土産屋さんやおしゃれな雑貨屋さんなどを回る。とりあえず基本の赤福は購入し、けれど他はこれぞというものには出会えず。ちょっと早いお昼は通り沿いにある市丸というラーメン&カフェでラーメンをいただく。あっさり味で魚介スープがきいている。美味しいが次もぜひ…とまでではない。
赤福本店の近くで「神宮の森」という写真展をしていたので立ち寄る。神秘的な写真がたくさんあって、こういう写真が撮りたい!と思った。展示室は照明を落としていて写真を後ろから照らすみたいにしていて、なお雰囲気が出ていた。
○月讀宮

さて五十鈴川駅へ向かおうと歩いていると途中で鳥居を発見。そういえばパンフレットで見た名前だと思い、足を運ぶことに。こちらは内宮とは違い人の気配がなく、静かな森の中を歩いていく。4連の拝殿があり、神秘的な雰囲気。少し写真も撮って、しっかりお参りをする。どうかいいことありますように!
月讀宮から五十鈴川駅へ。お土産を買わねばと思うが売店がないので、普通電車で隣の駅へ移動し、お土産を買い、帰宅。ゆっくりしながらもたくさん写真が撮れたよい旅だった。