夕日と朝日の賢島 ついでに伊勢神宮参拝


2014年1月26日〜2014年1月27日

1日目

賢島

 近鉄特急で賢島駅へ。到着したのがお昼過ぎだったので、まずは昼食を食べようと駅近辺をふらふらする。とはいえ、あまり広くないのでお店も限られている。
 ちょいと海の方も見てみようと歩いていると、海へ向かう小さな橋を発見。のぞくと食堂のようなので、立ち寄ってみる。1500円でランチが食べられるというのでお願いして、しばらく海を撮影。何せ足元がすぐに海。海面30cm程度。ランチは捕りたてのエビや貝や魚。お味噌汁とご飯もついてなかなかのボリューム。美味しいのでぺろりといただく。お店の名前は確か…さざ波さん。

志摩マリンランド

 おなかも満たされたので志摩マリンランドへ。駅から歩いて5分程度。
 入ってすぐにペンギンさんがお出迎え。ペンギンさんとの写真撮影会には間に合わなかったので断念し、写真を撮りながら水族館を楽しむ。
 規模は小さいけれどのんびりした雰囲気で、まったり。イルカとか大型の生き物はいないけれど、クラゲとかマンボウとか、一通りいらっしゃる。

志摩ローズファーム

 賢島大橋を下見してから、志摩ローズファームへ。マリンランドからは歩いて15分程度。
 思ったより広い敷地に温室。受付には人がいなかったので困っていると、奥から女の人が走ってくる。最初に喫茶店と売店へ案内される。あまりに素敵な香りがしたので、石鹸を買う。癒される。
 その後、4つある温室をまわり、写真撮影を楽しむ。バラ摘みとかもできるらしい。バラはピンクから赤、黄、白と色とりどりで美しい。望遠レンズの出番。ピント合わせに苦労しながらも何枚かは満足できる写真も撮れた。

賢島大橋

 バラ園で楽しみすぎたと慌てて賢島大橋へ。今回のメインイベント、夕日撮影へ。賢島大橋は駅からだと10分もあればたどり着ける橋で、英虞湾が一望できる眺望スポット。日本の夕日百選にも選ばれている。
 日没時間の30分ほど前から写真撮影は始まるので、更にその少し前に到着。天気がよく、雲も少ないので良い夕日が撮れそうだとわくわくしながら日没を待つ。ホワイトバランスを変えたり、波の雰囲気を出すためにシャッタースピードを変えたりと日没までの時間も楽しむ。が、橋の上なので強風でめっちゃ寒い。凍えながらも必死に撮影。

     

宿泊

 凍えながらホテルへ行き、部屋へ案内される。夕食は近くに食べるところがあまりないと聞いていたので、賢島駅前のファミリーマート(19時にはしまる)で夕食を買っておいた。旅らしくないコンビニ食ではあるが美味しかった。
 あたたかいお風呂にも入り、幸せ満点で布団に入って眠る。が、なぜか目が冴えて眠れず。病気か?と不安にもなるが、仕方なしとうとうとしながら夜が暮れていく。


2日目

朝日

 前日にあまりに寒い思いをしたことと、夜をほとんど眠れずに過ごしたため、朝日の撮影は諦めて風呂でも入るかと思いながら起き、何気なく窓の外を見ると、色が変わり始めた空を見つけてしまった。これは、と思い、部屋からの撮影を試みる。幸い、窓が開いたので反射も気にせずに、またしても寒い中撮影。
 まずは太陽が昇る前の空の色を撮影。英虞湾ならではの光景も撮りいれながら、やっぱり色が大切だと苦心。
 およそ1時間待って、いよいよ太陽が昇ってくる瞬間。時間との戦いだと何パターン化露出を変えたりシャッター速度を変えたりしながら撮影。昇り切ってしまうより頭のてっぺんだけ見えている朝日が好きだ。ただ、残念ながらカメラの手入れを怠っていたからか、ノイズが入ってしまった。次から気を付けようと思いながらも、なんとか満足いく写真が何枚か撮れた。
 

伊勢神宮

 ホテルから直通で内宮までのバスが出ているというので、当初行く予定のなかった伊勢神宮へ行くことに。予定していなかった朝日の撮影のため時間が押していたので、朝食を急いで食べ、朝風呂もちょろりと済ませて出発。


○伊勢神宮 内宮参拝
 昔来たことがあったのでなんとなく覚えていたけれど、人の量が違う気がする。次から次にツアーの人がきて、落ち着かない。
 パワースポットとも呼ばれていて神聖な場所であるのは分かっているけれど、あまりに人が多いので逆に疲れてしまった。写真はそこそこに、とりあえずしっかりとお参りはしておく。


○おかげ横丁とおはらい町通り
 参拝後はさらに人の増えた通りを歩く。お土産屋さんやおしゃれな雑貨屋さんなどを回る。とりあえず基本の赤福は購入し、けれど他はこれぞというものには出会えず。ちょっと早いお昼は通り沿いにある市丸というラーメン&カフェでラーメンをいただく。あっさり味で魚介スープがきいている。美味しいが次もぜひ…とまでではない。
 赤福本店の近くで「神宮の森」という写真展をしていたので立ち寄る。神秘的な写真がたくさんあって、こういう写真が撮りたい!と思った。展示室は照明を落としていて写真を後ろから照らすみたいにしていて、なお雰囲気が出ていた。


○月讀宮
 
 さて五十鈴川駅へ向かおうと歩いていると途中で鳥居を発見。そういえばパンフレットで見た名前だと思い、足を運ぶことに。こちらは内宮とは違い人の気配がなく、静かな森の中を歩いていく。4連の拝殿があり、神秘的な雰囲気。少し写真も撮って、しっかりお参りをする。どうかいいことありますように!

帰路

 月讀宮から五十鈴川駅へ。お土産を買わねばと思うが売店がないので、普通電車で隣の駅へ移動し、お土産を買い、帰宅。ゆっくりしながらもたくさん写真が撮れたよい旅だった。