犬山周辺と明治村


2012年5月13日〜14日

前回犬山に来た時は、名古屋とセットだったので、1日しか時間がとれず、明治村に行っただけで終わってしまったので、今回は国宝犬山城も訪れたいと2日間とも犬山で過ごすことに。



1日目



○犬山城と城下町
犬山駅に到着後、城下町を通って犬山城へと向かう。
途中、どんでん館で犬山祭で用いる車山を見たり、からくり展示館でからくりを見たり。
犬山城の前にはわん丸君が現れるとのことだったので、お土産物やさんを見たり、近くの神社にお参りをしながら待った。わん丸くんとお姉さんが現れたかと思うと、わん丸くんがその外観以上にゆるーく踊る。…ゆるキヤラ?その後、写真撮影会もあって、本当は一緒に撮りたかったのだが、子供たちに1人で混ざるのも躊躇われ、断念。
その後、犬山城へ。

犬山城
 天文6年(1537年)に織田与次郎信康(織田信長の叔父)により造られる。その後何代も城主が代わり、豊臣秀吉が徳川家康と戦う際にこの城に入ったこともある。元和3年(1617年)には尾張藩付家老成瀬隼人正正成が城主となり、その後代々成瀬家が受け継ぎ明治に至る。明治4年(1871年)、9代目成瀬正肥の時代に廃藩置県により廃城となる。
 国宝である4つの城のうち、最も古い。3重4層の平山城。別名白帝城。展示等は少なく、城そのものの構造を楽しむ。




犬山城を後にし、串めぐりをしながら、名鉄犬山ホテルへ向かう。



○有楽苑(うらくえん)
織田信長の実弟、織田有楽斎は尾張が生んだ大茶匠。
元和4年頃に建てられた茶室である如菴は現存する国宝茶席三名席の1つ。その他、有楽斎の隠居所である旧正伝院書院、茶室の元庵、同じく茶室の弘庵がある。庭園もあり、写真を撮るのが楽しい場所。





時間が思ったより余ったが、疲れもあったので、翌日に備えてホテルへ。夕食は城下町に戻り、中華料理「池田屋」で。美味。お風呂には夕食を挟んで2回入って満足。



2日目



○明治村
駅からバスへ乗り、3度目の明治村へ向かう。
開館とほぼ同時に入り、とにかく端から端へ、全建物制覇のため歩きに歩き、時に走る。前回はあまりボランティアガイドさんの説明で館内を回ったりできなかったので、時間を合わせてできる限り説明もしてもらう。そして間で食堂楽のカレーぱんを食べる。
前回来た時より性能の良いカメラだったので、室内でも綺麗に撮影ができ、大変満足。
三重県庁舎では学習院長官舎修理竣工記念特別展として、乃木希典に関する展示物がずらり。ちょうど乃木さんに関する本を読んだ後だったのでテンションが上がる。
疲れ果てて食堂楽のコロッケと小倉ドッグ食べながら、帰りのバスを待つ。なんとも素敵な場所だ。また来たいと思いながらバスに揺られ、そのまま名古屋駅へ。

感想


大本命の明治村はやはり素晴らしかった。次行く時は、全建物制覇なんて欲張らずに、ひとつひとつの建物をもっとじっくりと見て回りたい。
犬山城と城下町は、…食事は美味しかったけれど、またぜひ行きたい!とまではなかなかならなかった。
ともかく楽しい旅だった。