
念願の軍艦島。夜から雨が降っていたので船が出るのか不安だったのですが、何とか雨も上がり、出航できました。島までは船で、途中教会が見えたり、橋があったり。船から島が見えた時は感動。本当に近代の遺構っていう雰囲気。
島に上がると、ツアーなので一気に人影が増えて、寂しいような安心したような気持ちになった。島はぎっちりと建物が林立しているけれど、見学できるのは遠くから。上陸した場所から左側に半周も行かないところまでしか見学できないのがちょっと残念。勿論建物の中とかも見れない。遠くからは見えるけれど。安全のためというのは分かっているけれども、やっぱりちょっと見たかった。
無人島となったのは昭和49年なので、約35年人が住んでいなかったことになるが、35年という時間でこうまで荒れるのかという思いと、35年も経っているのにまだ存在し続けているのかという思いとの両方を感じた。
軍艦島データ
長崎港から南西に約19kmにある孤島端島。通称軍艦島。
1890年(明治23年)から三菱の経営によって製鉄用原料炭を供給し、近代文化を支えて来た海底炭鉱の島。
炭鉱の開発と並び、従業員の住宅や娯楽施設が建設され、海の要塞のように見えることから、軍艦「土佐」にちなみ「軍艦島」として知られるようになった。
昭和30年代後半からのエネルギー改革により、1974年(昭和49年)1月15日閉山、同年4月20日に無人島となる。
2009年(平成21年)4月19日上陸解禁。