橘寺
山号:仏頭山
宗派:天台宗
本尊:聖徳太子坐像
歴史
正式名称は「仏頭山上宮皇院菩提寺」という。
欽明天皇の別宮である橘の宮があり、橘豊日命(後の用明天皇)と穴穂部間人皇女を父母として聖徳太子の生まれた場所とされる。
なお、橘の名前は、日本書紀の伝承がもととなっている。田道間守が垂仁天皇の勅命で不老長寿の薬を持ち帰ったが、既に天皇は亡くなっており、その実を蒔いて芽を出したのが橘であったことから、この地を橘と呼ぶようになったと伝えられている。
伽藍
当初の伽藍は、東を正面に、中門、塔、金堂、講堂が東西に一直線に並び、それらを含め66の堂舎が立ち並ぶものであった。
・本堂 1864年(元治元年)
・観音堂
・二面石
仏像
本尊 木造聖徳太子坐像
1515年(永正12年) 重要文化財
アクセス
奈良県高市郡明日香村橘532番地
近鉄岡寺駅より徒歩約30分
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