創建当初は一塔三金堂式で、塔を中心に東西と北に金堂を配し、外側に回廊をめぐらし、北に講堂を持つ伽藍であった。旧伽藍は2度の火災で焼失し、その後荒廃したが、江戸時代に再建された。
本尊 飛鳥大仏(釈迦如来坐像)
飛鳥時代 重要文化財
銅像。推古天皇、聖徳太子、蘇我馬子らが誓いを立てて発願し、609年に鞍作鳥(止利仏師)が造った日本最古の仏像。2度の火災に遭い、後補を受ける。
高さは3mほど。正面から見ると、まっすぐ前を向いているのではなく、わずかに左側を向いている。
お寺にしては大変珍しく、どうぞ写真を撮ってくださいとすすめてもらえる。
その他の像
・聖徳太子養像(室町時代)
・阿弥陀如来坐像(藤原時代)
・深沙大将像(藤原時代)
・勢至菩薩像(藤原時代)