712年(和銅5年)に、談山妙楽寺(現在の談山神社)の別院として、藤原定慧(じょうえ)が建てたとされる。国宝十一面観音菩薩立像は、1868年(慶応4年)に大御輪寺より移され、フェロノサ、岡倉天心によって開扉された。
本尊 子安延命地蔵菩薩
元禄時代
大石仏で、左右に掌善・掌悪童子を配した地蔵三尊の形式。
木心乾漆十一面観音立像
天平時代 国宝
像高209.1cm。一木に乾漆を盛り上げた木心乾漆像。蓮華座上に立ち、左腕に水瓶を持つ。760年代に、智努王の発願により東大寺の造仏所で造られたとされる。宝相華唐草の光背は大破しており、奈良国立博物館に寄託されている。長く秘仏とされていたため、保存が良い。
明治時代に来日したアーネスト・フェノロサや和辻哲郎が天平彫刻の傑作と絶賛。
その他
・阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)
・毘沙門天像(鎌倉時代)
・如来荒神像(室町時代)

奈良県桜井市下692
近鉄・JR桜井駅より奈良交通バス談山神社行き「聖林寺」下車すぐ