不退寺
山号:金龍山
宗派:真言律宗
本尊:聖観世音菩薩
歴史
仁徳天皇の勅願により、在原業平が開基したと伝わる。在原業平が伊勢参宮の折、天照大神より神勅を得て、自ら聖観音を作り本尊として安置し、不退転法輪寺と号した。
伽藍
本堂
室町時代 重要文化財
寄棟造本瓦葺。堂内は内陣と外陣に分けられている。
南門
1317年(正和6年) 重要文化財
切妻造本瓦葺。中央冠木の上には束を中心に飾り立てている。
多宝塔堂
鎌倉時代 重要文化財
元は二層であったが、明治以降現在の一層となっている。
仏像
本尊 聖観世音菩薩立像
平安時代 重要文化財
1m90cmの一木造り。在原業平の作とされる。
木造五大明王像
平安時代後期〜鎌倉時代 重要文化財
不動明王、降三世明王、軍茶利夜叉明王、金剛夜叉明王、大威徳明王の5像がそろう。
アクセス
奈良県奈良市法蓮町517
近鉄新大宮駅下車徒歩約15分
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