飛鳥時代、聖徳太子が祈りの道場として平群の地に建立した「熊凝精舎」が始まり。国の大寺とするよう遺言され、舒明天皇が百済大寺を建立。その後、藤原京で高市大寺、大官大寺となり平城京遷都に伴い、現在の地へ遷り、大安寺となった。
奈良時代には国の筆頭寺院として仏教の総合大学の様相を呈し、菩提僊那ら天平文化を担った渡来人たちが止宿。最澄や空海ら名僧も居住した。
その後、災禍等に見まわれ、壮大な伽藍は埋もれてしまっているが、奈良時代の仏像等が残っている。

奈良県奈良市大安寺2−18−1
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