萬翠荘



木子七郎
1922年
愛媛県指定有形文化財
鉄筋コンクリート造り地下1階、地上3階

建物概要

旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸。
愛媛県で最も古い鉄筋コンクリート造り。工費は30万円(現在の価格で19億円)。
ネオルネッサンス様式で、縦横の比率はすべて1:1.618の黄金比でまとめられている。多くの西洋建築と異なり、左右非対称。
柱はコリント式。
屋根は堂板、天然スレート葺の鱗瓦。

階段

細かい彫刻の南洋チーク材を使用。踊場壁面のステンドグラスはハワイへ特別注文。


愛媛県松山市一番町3-3-7