名古屋市役所

設計:平林金吾、名古屋市建築課
1933年(昭和8年)
重要文化財(平成26年12月10日)
鉄骨鉄筋コンクリート造 地上5階、地下1階

概要

 昭和天皇即位の記念事業として建設されたもので、公募によって選ばれた平林金吾の設計を基にした、頂部に城郭風の屋根を乗せた帝冠様式の意匠。屋根は名古屋城を意識したもの。愛知県庁舎の造形に影響を与えた。
 玄関ホールの柱や手すりには大理石が用いられている。中央階段手すりの照明器具や装飾タイルは陶芸家、小森忍の手によるもの。2階には円形の議場がある。



愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号